「お茶のまち静岡市タクシーツアー」のドライバー研修、2月3日の座学に続き
昨日は実際に茶農家や観光地に赴き現地での研修を実施しました。
各社から選ばれた20名のドライバーは3台のジャンボタクシーに分乗し、静岡市
葵区茶町周辺の茶問屋さんや日本茶カフェを訪ねました。
私たちの訪れた「茶空間」さんでは代表の望月さんから「茶町は全国の茶産地
からお茶が集まり、それをブレンドしてより美味しいお茶に仕立てて販売する」ことを
教わり、実際にお茶を試飲してみて種類や産地により味や香りが異なることを
体験しました。
また、“しずおか・茶のまちコンシェル”の代表の前田さんから茶町の歴史などを
学びました。
続いて、お客様を受け入れて下さる茶農家の大山農園さんを訪ねました。
大山農園さんは農家らしい土間が広くて太い梁が見える造りの家で、続き部屋の
広い座敷に上げていただいて奥様の説明を聞きました。
「全国で生産されているお茶の80%がここ静岡市の国吉田で生まれた
“やぶきた種”であり、それを13代続けて生産していることが自慢です」と
聞いてさすがに静岡は歴史のあるお茶の町であることを実感しました。
また、最盛期の茶工場は朝早くから深夜2時ころまで粗茶(あらちゃ)の
生産で忙しいことを教わりました。
三保においては“三保ボランティアガイド”の方々から「現在の羽衣の松は
三代目」であることや毎年10月に行われる薪能はフランスの舞踏家「エレーヌ婦人」に
捧げるものであることの逸話や御穂神社の歴史を学びました。
こうして多くの方々のご協力で「お茶のまち静岡市タクシーツアー」の担当ドライバー
20名が新たに誕生しました。
静岡市の素晴らしい観光資源をこのドライバー達から全国いや世界に発信して
いきたいものです。
静岡新聞記事より |
茶空間さんの「茶の木の盆栽」 |
お茶の種類が多くて迷います |
茶の町コンシェル前田代表の茶町についての説明 |
最初に本山茶“やぶきた”を味わいました |
茶の町マップ(タクシーで回ると便利です) |
大山農園さんで |
大山さんの庭の見事な梅 |
漆畑製茶さんの工場で |
三代目羽衣の松 |
エレーヌの碑 |
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神の道(御穂神社から羽衣の松へと真っ直ぐに続く) |
御穂神社の一角にある「子安神社」奉納するのは穴の空いた柄杓 |
修了証をいただく当社新井ドライバー |