ユニバーサルデザインとは?
Universal Design
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バリアフリーからユニバーサルデザインへ
バリアフリーは勿論バリアを除いて使いやすくする。
具体的には例えば階段の横にスロープを設け、車椅子でも通行できるようにする。これがバリアフリーの基本的な考え方です。
これに対し前述のロナルド・メイス博士の提唱したユニバーサルデザインは、最初から階段ではなくてスロープにします。
これで誰でも使いやすい設計の施設になります。
選挙の投票所に学校の体育館などが使われることが多く見受けられます。
入口はほとんどが数段の階段があり、その一部に車椅子用の仮設のスロープが掛けられています。
見ていると多くの人が階段を使わずにこのスロープの上を歩いて中に入って行きます。
そうです最初から階段よりスロープの方が使いやすいのです。
障がいのある方はこちら、健常者はこりらと分けることなく、みんなが使うことができるように考えるのがユニバーサルデザインと言えます。
最近はユニバーサルデザインで考えられた商品は家電品、文房具、家具、サービスなど多岐に渡り開発されています。
力の要らないホチキス、着信を光で伝える電話機、弱視の人でも見やすいサイン(バスの行き先表示など)、前部で開口できる洗濯機、電動補助自転車、自動ドアなど々切りがありません。
このように改めてユニバーサルデザインと言われると「あぁそーか」と思うのですが、既にその商品たちは私達の生活に同化し普通に使っていてユニバーサルデザインを意識させないものがほとんどです。
自動ドアをユニバーサルデザインと言う人はいないと思います。
言い換えればユニバーサルデザインはそんなに難しいことでありません。
私達タクシー業界ではユニバーサルデザインはこれから始まります。
日産NV200バネットUDタクシーが発売された今年は、タクシー業界のUD元年になることでしょう!
先ずは、心のユニバーサルデザインから。
企業におけるユニバーサルデザイン
福祉用品コーナーで福祉用品を買うのは高齢者でも躊躇します。
自分を老人と認めたくないからです。
高齢者の85%は「元気な老人」と言われています。
今後も高齢者マーケットは広がりつづけます。
福祉を意識させないユニバーサルデザインをこれからどのように取り入れて行くのか、「企業におけるユニバーサルデザイン」を 三菱総合研究所の村上文洋氏の許諾を得て要点のみをまとめて見ました。
最近の新聞記事より
近ごろはあまりユニバーサルデザインの記事を見かけなくなりましたが、
日経新聞2011年3月26日の静岡地方版に清水銀行さんの通帳の
ユニバーサルデザインが掲載されていましたので紹介します。
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