日産の新コンセプト、ユニバーサルデザイン(UD)タクシーが
「みんなのタクシー」として、全国で初めて走り始めました。
日産NV200バネットUDタクシーは、
ドイツ・ユニバーサルデザイン賞2011で、「ユニバーサルデザイン賞」の2賞を受賞、また、イエローキャブでお馴染みのニューヨークでも
未来のNYタクシーのデザインを決めるコンペに於いて最終選考に残るなど今、注目の新しいタクシーです。
当社では10年以上前からUDに取り組み一般車を独自にUDタクシーとして改造し、運行して参りましたが、いよいよ自動車メーカーが作る量産のUDタクシーの時代が来たことをうれしく思います。しかも、市場性のある小型車であることも魅力です。
今後さまざまなタクシー会社でこのUDタクシーが採用されれば、移動制約のある人たちの交通手段が格段に向上します。また、一般利用でも背の高い物や長さのある手荷物も積めるなど利便性の高いタクシーとして活躍できるものと確信しています。
ただし、形がワンボックスですからタクシーとしての認識が得にくく、流し営業地域では「手」が上がらないのが厳しい現実であることも否めません。
是非、多くのタクシー会社で採用され「新しいタクシーのカタチ」が広がることを願っています。
また、ご利用者の皆様には、この新しいUDタクシーをたくさんご利用いただくことで、採用会社が増えていけば、車いす利用者の人たちにとっても移動の利便性が向上していきますので、是非UDタクシーを「みんなのタクシー」として応援して下さい。